化学センサ(ガスセンサ,バイオセンサ)の性能を劇的に高めるためには,「物質認識部(レセプタ)」であるセンサ表面の反応性を最適化するのはもちろんのこと,センシング対象物をレセプタまで速やかに物質移動させるためのナノ〜マイクロ空間を最適設計することが必要不可欠です。そこで本テーマでは,界面活性剤の自己集合体やポリマー球状微粒子をテンプレートとして利用して湿式法(ゾル-ゲル法など)や乾式法(スパッタリング法など)により調製したメソポーラス材料(細孔径D:2-50 nm)やマクロポーラス材料(D:>50 nm)を化学センサ材料として最適化するとともに,それらを組み合わせることにより,「高速物質移動」および「高活性レセプタ」が両立した理想的なメソ・マクロ空間アセンブリをデザインすることを目的としています。
右図:高表面積を有する「規則性メソポーラス酸化物」や物質の高速移動が期待できる「マクロポーラス酸化物膜」の電子顕微鏡写真
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